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群馬県前橋市 市民課年金係

 前橋市の人口は33万8,784人、第1号被保険者数は43,478人(平成27年3月末現在)。群馬県の県庁所在地である。国民年金業務を担う年金係は、平成21年度より国民健康保険課と切り離して市民課の中に移管し、国年加入や住民異動等の手続きをワンストップで行えるようにしているのが特徴。市民の利便性向上と丁寧な対応を常に心がけている。

市としてできることには最善を尽くす

 今後の抱負については、「受給資格期間の短縮等の制度改正に際しても、より丁寧な対応に心がけ、『相談に来てよかった』とお客様に言っていただけるような窓口を目指します」と平形主任。
 平田主事は「年金制度は難しいですが、お客様に不利益になることが起きないよう、制度改正等に対しても勉強をしっかり行っていきたいです」。
 堀口係長は、「職員がのびのび仕事できるよう、今後も支援していくつもりです」と話す。
 国から事務費交付金は出るにせよ、市町村の事務量は保険料免除の2年1か月遡及への対応なども含め増えており、国はそうした状況をどれだけわかっているのか、現場である市町村と国との間には温度差も感じられる。

群馬県前橋市 市民課年金係 写真4

取材したこの日は、県立ろう学校の生徒たちが年金制度について学びたいと来庁。

 年金生活者支援給付金についても、実際に消費税率がアップした場合の市町村の役割が見えないなかで見切り発車されようとしているように感じます。今年度は消費税引き上げは見送られ実施が先送りとなりましたが、実施すると決まっている以上は、市町村の役割をしっかり明示してほしいと考えます」と柴野主査。
 「市としては、市町村の業務のしやすさへの配慮を機構や国に求めるなど、言うべきことは言っていきながらも、市としてできることは丁寧に行っていくつもりです」と山中課長は語る。

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