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千葉県船橋市 市民生活部 国民年金課

 千葉県船橋市は、千葉県の大都市。人口減少時代にもかかわらず人口が増加傾向にあり、今年3月には62万人を超えた。その背景には、東京からの距離がわずか20キロで、9路線35駅もの鉄道網を擁するという都心へのアクセスの良さや、商業施設が多く住環境が充実していることなどがある。船橋市役所では「接遇日本一」を目指しており、国民年金課もお客様の立場に立った正確・丁寧でわかりやすい説明を心がけている。また、障害年金に関する相談については予約制とし、相談者1人ひとりに担当の職員が付くなど、安心して相談できる窓口づくりを進めている。

年金事務所との間に船橋市専用の電話回線があるといい

 船橋市を管轄する年金事務所は、船橋年金事務所。電車で行けば1駅隣と地理的に近く、関係は良好だ。
 年金事務所と市の間には専用の電話回線もある。とはいえ、複数の市が使う回線のため、つながりにくい。「お客様が目の前にいてつながらないときは本当に困ります。船橋市専用の電話回線を設けてもらえるとありがたいですね」(松澤さん)。
 また、メールが年金事務所でも使えるようになるとありがたい。海外に住んでいる人は、電話ではなくメールで年金事務所で問い合わせたいが、それができないため市役所にメールをし、それに関して市が年金事務所に問い合わせ、海外の人にメールで伝えているというのが現状だ。
 ねんきんネットの利便性も上がるとよい。IDとパスワードは2個ずつ入力しなければいけないうえに、パスワードは時間で変わるものもあるので窓口では使いにくい。検索機能についても、外国人の名前は少しでも字が違うとヒットしないという不便さもあり、内部事務でしか利用していないのが現状だ。「名前だけでなく生年月日でも検索できるようになるといいなと思います」(國岡さん)。
 機構から特別催告状を受け取った人が、市役所が送付した手紙だと思って市役所窓口に来られることや、年金事務所でしか対応できない内容にもかかわらず、「市役所で対応すること」と誤った情報によって市役所に来られるケースもある。機構には、特別催告状は機構からの郵送物であることがはっきりとわかるようにすると同時に、正しい情報を提供するようにしてほしいところでもある。
 こうしたまざまな課題はあるものの、市では職員たちの努力でカバーし、相談に来られた方には少しでも気持ちよく帰っていただけるようにと努めている。
 「国民年金課の業務は受託事務なので、法律に則って間違いなく申請書類を処理して国につなげていくのが使命。置かれている立場を職員みんなで認識し、度重なる法改正に対してもきちんと勉強をして、『接遇日本一』を目指していきたいと思います」(武藤三恵子課長)。

ねんきん最前線 市町村VOICE 写真2

前列左から小林靖子さん、武藤三恵子課長、田中陽子さん。
後列左から國岡慶太さん、松澤充敏さん、石井千賀子さん、川口典顯さん。

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