︱2016.12.15 12月号 (通巻690号) Vol.45
掲載:2016年12月15日

年金積立金の収益率は1.84%~平成28年度第2四半期運用状況
平成28年11月25日、年金積立金管理運用独立行政法人は平成28年度第2四半期(平成28年7~9月)の運用状況を公表した。平成28年度第2四半期は、世界的には、石油価格が落ち着きを取り戻し米国株式が過去最高値を更新し収益が出やすい状況であった。国内的は、経済対策への期待が高まり株価は上昇し、日本銀行が「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を導入したことから10年国債の利回りは上昇(債券価格は下落)した。為替(ドル/円)はほぼ横ばいで推移した。このように市場環境が比較的安定していたため、年金積立金の期間収益率はプラス1.84%となった(平成13年度の市場運用開始以降通年でみると年2.47%)。運用資産額は運用開始時より132兆751億円を維持し、期間収益額は2兆3,746億円、累積収益額は42兆5,644億円となった(図1)。
年金積立金全体に占める運用資産別の構成割合は、国内債券が最も多く36.15%、次いで国内株式の21.59%となっている(図2)。
図1 市場運用開始後の累積収益額(平成13年度~平成28年度第2四半期)

図2 運用資産別の構成割合(年金積立金全体)


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