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神奈川県藤沢市 保険年金課

市役所の入り口にはセーリングでオリンピック・パラリンピックの競技会場になったことを祝う横断幕が掲げられている。

 藤沢市は、東京から約50キロに位置し、人口は42万5,314人(2016年4月1日現在)。国民年金の第1号被保険者は任意加入者を含めて55,602人(2016年3月31日現在)となっている。同市の保険年金課の国民年金担当窓口の特徴は、障がい福祉課や生活援護課など庁内の課とも連携し、国民年金保険料の免除や障害年金の受給等につなげていること。その背景には、市民の利便性向上に積極的に取り組んできた同市ならではの姿勢がある。

制度改正に伴う情報は早く欲しい

 藤沢市を管轄するのは藤沢年金事務所。市役所から徒歩10分程度のところにあるので、お互いに融通がしやすい位置関係といえる。
 年金事務所の職員は異動が多い。その度にまた一から関係を築かなければならず、質問しても答えられない新任職員もいるため、職員の知識の平準化や、新任職員に対するバックアップ体制のさらなる充実が機構全体に求められているといえそうだ。
 事務センターについても、障害年金の給付決定まで3~4カ月かかり、申請者の生活がかかっているので、スピードアップが望まれる。また、制度改正に関する情報は早く届くとありがたい。年金事務所主催の研修も現在はないため、再び開催してもらえるようになると、年金事務所や事務センターの動きもわかりやすくなるだろう。
 最後に、市職員としての今後の抱負については、「制度改正に対して、もれることなく着実に対応していきたいと思っています」と簑島課長補佐。
 石井さんは、「年金事務所とは、距離的に近いということも生かして連携を密にしていきたい」。
 青木さんは、「法定受託事務ということもあり、年金事務所とは連携しつつやっていきたい。また、課内には初任者も多いので、個々のレベルアップを一緒に目指して頑張っていきたいと思います」と語る。

福島県福島市 市民部国保年金課国民年金係
の皆さん

前列左から、保険年金課の簑島新二課長補佐、青木はるかさん、石井弘美さん。 後列左から、都築有紀さん、大滝智恵さん、畑美穂さん。

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